お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志さんが、なんと二級建築士の学科試験を受験し、自己採点で82点を獲得したことを明かしました。
高学歴芸人として知られる田中卓志さんですが、芸能活動で多忙な中、なぜ今この資格を目指したのか?
気になる試験の合格ラインや難易度、実際の勉強法、そして奥様の反応とはどのようなものだったのか?
さらには、田中卓志さんが出演するポッドキャストで語った試験当日の裏話も注目されています。
本記事では、田中卓志さんの二級建築士挑戦の全貌を、わかりやすくお届けします!
田中卓志の自己採点は82点!合格ラインは何点?

田中卓志さんが受験した二級建築士学科試験は、午前中に「学科Ⅰ-計画」「学科Ⅱ-法規」、午後に「学科Ⅲ-構造」「学科Ⅳ-施工」という4科目構成で、各科目25点満点、合計100点の試験です。
合格基準は、各科目で13点以上かつ総合計が60点以上となっており、どれか一つでも13点未満だと不合格になる仕組み。田中卓志さんの自己採点結果は合計82点という高得点でした。
試験後、帰宅した田中卓志さんに奥様が「どうだった?」と尋ねたところ、「施工の手応えが悪く、そのせいで落ちたかも」と弱気な発言をしてしまったんです。
これを聞いた奥様は、思わず暗い顔に…。
実は二級建築士試験では、試験当日に資格学校が速報解答を出すため、自己採点が可能です。
田中卓志さんは学科Ⅳ:施工の出来に自信がなかったため、その日のうちに採点を避けていました。
施工が苦手な理由としては、「毎年出題傾向が変わるため、予測が難しい」と語っています。
そのため、田中卓志さんの代わりに奥様が午前中の科目を採点。
すると「法規が満点かも」と驚きの結果に!
慌てて採点した田中卓志さんは、計画が19点、法規が25点(満点)で、午前中だけで合計44点を獲得しました。
不安だった午後の採点でも、構造が20点、施工が28点で全体でも82点という結果に。
科目別の足切りラインもクリアしており、十分合格ラインを超えている結果となりました。
二級建築士の合格率や難易度は?田中卓志さんの得点は高い?

二級建築士試験は毎年全国で約5万人が受験する国家資格試験で、総合合格率は約22.3%(令和5年度)で、一級建築士の2倍以上。
学科試験は35.0%、製図試験は49.9%程度となっています。
決して簡単ではなく、実務経験を持つ受験者も多いため、競争は激しいです。
田中卓志さんが挑戦した学科試験は、過去問から7割が出題され、法規や構造といった専門性の高い知識を問われるため、建築分野の基礎力だけでなく、特に記憶力や試験慣れが必要とされます。
一般的に、学科試験の合格ラインは「各科目13点以上・総得点60点以上」とされていますが、80点以上を取れる受験者は全体の中でも少数となのではないでしょうか。
田中卓志さんの82点という点数は、受験者全体の中でも十分高得点といえる水準です。
特に「法規で満点」「計画で高得点」を獲得しており、施工にやや不安があったとしても、他科目でしっかりカバーできているのは立派です。
建築士試験は「一発合格」が難しい資格としても知られており、数年かけて合格を目指す人も少なくありません。
その中で、田中卓志さんのこの結果は、人気芸人としての本業をこなしながら取り組んだ努力の成果といえるでしょう。
田中卓志が建築士を目指した理由とは?

TBSのドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演した際、田中卓志さんはこう語っていました。
「お笑いの道に入った時点で建築のことはもう諦めてたんですけど、今ちょうど仕事的に重なり始めて、両方できるみたいな状況にきてるから。だったらもっと勉強していいかなと思って…」
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/02/04/kiji/20250204s00041000247000c.html?page=1から引用
この発言からもわかるように、建築士を目指す直接のきっかけは、建築に関する仕事が増えたことでした。
実際、田中卓志さんは「隣のスゴい家」「すこぶるアガるビル」「新美の巨人たち」など建築系のテレビ番組に多数出演しています。
また、「住まいの設計」という雑誌では自身の連載を持つなど、建築に関する仕事の幅を広げています。
田中卓志さんは1999年には広島大学工学部第4類(建築学課程)を卒業しており、そもそも高い専門性と建築に対する関心を持っていた人物です。
それが芸人としてのキャリアと融合し、「せっかくなら資格としても形にしたい」という自然な流れが生まれたのでしょう。
田中卓志の勉強法は?

田中卓志さんは、本業である芸人としての忙しいスケジュールの合間を縫って勉強を続けていたとされています。
彼は試験直後のポッドキャストで「資格学校のオンラインスクールで勉強した」とも語っていて、休日返上で時間を使った勉強をしていたようです。
田中卓志さんのように大学で学んだ方でも、建築士試験は独学での合格が難しいのかもしれません。
二級建築士の学科試験について、本人は「過去問をどれだけやったかが勝負。出題の7割は過去問から出る。過去5年分を10回やれば100%受かる」と語っており、まさに反復学習が鍵だったようです。
年齢的に覚えることが難しくなっていたこともあり、田中卓志は自宅のあちこちにメモ書きを貼って、場所と内容をリンクさせて記憶する方法も実践したそうです。
トイレやキッチンなど日常的に目にする場所に暗記ポイントを貼ることで、場所と結びつけて知識を定着させていたのですね。
勉強に集中するため、喫茶店など集中できる環境に場所を移したりと、環境を工夫していた話もあります。
芸人としてのネタづくりと同じように、自分のやり方を確立していた様子がうかがえます。
そして何より、家族の理解があってこそ勉強に専念できたことも大きなポイントです。
特に奥様のサポートは、精神的な支えだけでなく、自己採点の手助けなど実際的な面でも田中卓志さんを後押ししていたようです。
奥様(嫁)の反応は?

田中卓志さんの挑戦には、陰で支える奥様の存在が大きく関わっていたようです。
試験後に「施工ができなかったかも…」と田中卓志さんが漏らしたとき、奥様はとても不安そうな表情を浮かべたといいます。
大事な試験だったからこそ、本人以上に気を揉んでいた様子が伝わってきますよね。
それでも、奥様は気丈にふるまい、不安から自己採点ができない田中卓志さんにかわり、午前中の試験を採点して「法規が満点かも!」と明るい話題を持ち込んでくれたのは本当に素敵な支え方です。
夫婦で結果を確認し合いながら、「できることをやりきった」という感覚を共有できたことは、何よりもかけがえのない経験になったはずです。
そして、芸能活動と並行しての勉強には、きっと時間や体力面での負担も大きかったでしょう。
それでも挑戦できたのは、家族の理解とサポートがあったからこそです。
試験が終わったその日、奥様は田中卓志さんのこれまでの努力をねぎらうために、お寿司とノンアルコール飲料を用意してくれていたそうです。
大切な一日を一緒に祝いたいという気持ちが伝わる、心温まるエピソードですね。
ポッドキャストで語った試験当日の裏話が面白すぎる!

田中卓志さんは試験の直後、レギュラー出演しているポッドキャスト番組でその日の様子を語っていました。
試験会場では「一瞬誰!?と言われそうな、メガネと帽子の変装姿」で参加。
東京大学駒場キャンパスで実施された試験会場では受験生は若い人ばかりで、田中卓志さんと同年代の方はいなかったそう。
田中卓志さんは「これから伸びる人と衰えていく人」と例え、笑いを誘っていました。
試験については「施工がまったくわからなかった」と正直に語りつつ、「法規は自信あった」「計画は意外といけた」と振り返り、自己採点については「怖くてなかなかできなかった」と率直な気持ちを打ち明けています。
リスナーからは「めっちゃ応援してる!」「本当にすごい」「法規満点って天才では?」といったコメントが相次ぎ、彼の挑戦を応援する声が広がりました。
まとめ
二級建築士という難関国家資格に挑戦した田中卓志さん。
その過程には、努力と継続、そして家族の支えがありました。
自己採点82点という結果は、合格ラインをしっかりと超えるもので努力の証ですよね。
特に法規での満点は、受験者の中でも稀な快挙といえるでしょう。
芸能活動と並行しながらも、学生時代に学んだ建築への思いを忘れず、再び挑戦する姿勢には多くの人が勇気をもらいました。
そして、何よりも印象的だったのは、奥様の支えと夫婦の絆。
厳しい挑戦でも前向きに乗り越えられたのは、そんな日常の中にある小さな優しさや支えがあったからこそ。
田中卓志の挑戦は、多くの人にとって「今からでも遅くない」「やってみよう」「やればできる」と思わせてくれる、そんな力を持っています。
嵐がついに、活動休止ではなく「活動を終了」という言葉で一区切りをつけることを発表しました。ファンクラブ限定動画でリーダー・大野智さんが1587日ぶりに登場し、ファンの間[…]
[adcode]元大阪府知事で現在は弁護士タレントとして活躍中の橋下徹さん。橋下徹さんは現在の妻とは内縁関係だったことを明かしましたが、なぜ内縁関係だったのでしょうか?弁護士や政治家として活躍し、[…]
2025年6月3日、日本プロ野球界のレジェンド、長嶋茂雄さんが肺炎のため東京都内の病院で逝去されました。その訃報とともに注目を集めたのが、葬儀の喪主を次女の長嶋三奈さんが務めるという報道です。長男の一茂さんではな[…]