てんちむさんの名前を久しぶりに聞いて、
まず思い出すのは、
YouTubeで表情を大きく変えながら喋っていた
あの姿です。
テンポが良くて、ちょっと疲れていても
つい見続けてしまうあの感じ。
動画の最初は勢いよく始まるのに、
途中でふっと真剣な顔になる瞬間があって、
そこに「この人は本音で話してるな」
と思わされてきました。
豪快に笑ったときは
机を叩く勢いで肩まで揺れるし、
怒ったときは声のトーンが急に低くなって、
目つきまで変わる。
そういう細かい変化を見ているうちに、
飾らない性格が画面越しにも
伝わってきました。
反対に、
疲れているときや落ち込んでいる日は、
明らかに言葉数が少なくて、
目がカメラの下あたりに落ちていたりします。
そういう時期は
「今は無理しないでほしいな」
と自然に心が寄っていく自分がいました。
この記事では、
そんなてんちむさんの表の顔だけじゃなく、
これまでどんな出来事があって、
どんな選択をしてきたのか。
過去の具体的なエピソードも交えながら、
ファンとして感じてきたことを
少しずつ辿っていきます。
てんちむさんのプロフィール

てんちむさんの本名は、
橋本甜歌(はしもと てんか)さん。
1993年11月19日生まれで、
子どもの頃から
芸能の世界に関わってきた人です。
天てれ(天才てれびくん)時代の姿を
覚えている人も多いはずで、
あの当時の明るく元気な印象は
いまでも残っていると思います。

中国で生まれ、日本で育ったという背景もあり、
幼少期から環境の変化が大きかったようです。
学校や芸能の仕事の間で
気持ちを切り替えなければならない時期も多く、
ブログでは思春期のころに
「自分がどこにいるべきか分からない」
といった悩みを
正直に綴っていたこともありました。
天てれ卒業後は、
普通の学校生活に戻りましたが、
子役イメージとのギャップに悩んだと
話していたことがあります。
ギャル系の雑誌「Ranzuki」などで
モデルとして活動した時期もあり、
金髪や盛り髪など、当時の流行を
まっすぐ楽しんでいた姿が印象的でした。
YouTubeを始めた頃は、
自宅で撮影したシンプルな動画が中心で、
ときには部屋が散らかっているまま収録したり、
素の状態をそのまま出していました。
編集や企画のほとんどを自分でやっていて、
深夜まで動画を作る話をたびたびしていたので、
派手な見た目とは裏腹に
努力家だと感じていました。
プロフィールだけを見ると
華やかに思えますが、
その裏では悩みや方向転換が続いていて、
自分に合う生き方を探し続けていた人でもあります。
てんちむさんは何者?

てんちむさんを
ひと言で説明するのは難しいですが、
強いて言うなら
「状況が変わっても自分で道を作り直してきた人」
です。
子役からモデル、
さらにYouTuberへと移る流れは、
外から見るよりずっと大きな変化だったと
思います。
特に、天てれ卒業後はテレビから離れ、
ギャル文化にどっぷり入ったり、
ブログで思いを吐き出したり、
進む方向を何度も試していた印象です。
YouTubeを始めた時期は、
自由さと勢いが混ざっていて、
見ていて目が離せない人でした。
私自身、深夜帯に投稿された動画を
何度もリアルタイムで見てきましたが、
落ち込んでいる時は
声のトーンがいつもより低く、
嬉しいことがあった日は
テンションが急に上がるなど、
感情がそのまま画面に出ていました。
その素直さが魅力でもあり、
時にトラブルにもつながりました。
ただ、批判や誤解を受けたとき、
てんちむさんは逃げずに
説明しようとする姿勢がありました。
曖昧にせず、
YouTubeで長時間の配信をし、
寄せられた質問に答えるなど、
ファンに対して真正面から向き合っていたのが
印象に残っています。
燃え上がった話題の火消しに追われながらも、
そこで立ち止まらず、自分の考えや選択を
何度も言葉にしてきたところに、
てんちむさんらしさを感じていました。
てんちむさんの代表的なキャリア

キャリアの中で大きな転機になったのは、
やはりYouTuberとして再ブレイクした時期です。
チャンネル初期は、
日常系の動画、恋愛の話、ギャル系メイクなど
内容はバラバラでしたが、
それが逆に素の彼女らしく、
多くの視聴者が親近感を持ちました。
その後、
企画力や編集のテンポが磨かれていき、
演出を加えたバラエティ調の動画も増えました。
視聴者が見たい裏の顔を
躊躇なく出せるスタイルは
他のYouTuberには少なく、
たとえば恋愛や過去のトラブルを
包み隠さず話したり、
すっぴんのままライブ配信したりと、
ありのままを見せる姿が人気の理由でした。
一方で、
ビジネスにも本気で向き合っていました。
ナイトブラ「モテフィット」のプロデュースでは、
素材選びやデザイン会議に
出席している様子が配信され、
完成品が届くまでに
何度も試作を重ねていたことがわかります。
美容液やサプリの企画にも参加し、
自らモデルを務めるなど、
表だけでなく裏側の工程にも
関わっていました。
ただ、このビジネス活動が
大きな炎上につながります。
2020年、
バストアップ詐称疑惑が持ち上がり、
「豊胸しているのに努力で胸を大きくしたと誤解させたのでは」
と批判が殺到しました。
てんちむさんは長文の謝罪文を出し、
返金対応を開始。
自宅の床で寝袋生活をしながら、
毎日のようにYouTubeで配信し、
視聴者の質問に答え続けていました。
この時期の動画は、
疲れや不安が隠しきれない表情も多く、
ファンから見ても
「本当にギリギリなんだろうな」
と分かるものでした。
しかし、
そこで逃げずに説明を続けた姿を見て、
「強いとか弱いじゃなく、誠実に向き合う人なんだ」
と感じた人は多かったと思います。
てんちむさんの話題になったエピソード

話題になった出来事は多いですが、
特に印象的なのは以下の流れです。
●かねこあやさんとの対立
長年の友人だった
YouTuber・かねこあやさんとの
仲違いがSNS上で明るみに出て、
双方の発言が注目されました。
裁判に発展し、当時はネット上で
連日取り上げられていたため、
心が休まらない期間だったと思います。
●ギャラ飲みの告白
過去にギャラ飲みをしていたと自ら語り、
これも賛否を呼びました。
本人は経験を率直に話しただけですが、
刺さる人には刺さるテーマで、
批判が拡散されたのを覚えています。
●生活スタイルの赤裸々な発信
過去の整形や恋愛事情、家族との関係など、
普通のタレントなら隠しそうな話題も語るため、
切り抜き動画が拡散され、
誤解されることも多かったです。
炎上の大小にかかわらず、
てんちむさんは必ず
自分の言葉で説明しようとするので、
応援する側も
「言い訳せずに乗り越えようとしている姿」を
見てきました。
てんちむさんの現在の活動状況

2022年以降のてんちむさんは、
以前と比べてYouTubeの更新ペースを
ゆっくりにしている時期があります。
派手な企画を連発するというより、
日常の一部を切り取った
落ち着いた動画が増え、
話し方もどこか柔らかくなった印象です。
SNSや配信では、
海外で過ごす時間が増えたことや、
仲の良いクリエイターと
穏やかに過ごす様子を投稿しています。
炎上時のピリピリした空気はあまりなく、
肩の力を抜いた生活をしているようにも
見えます。
最近では、
ライフスタイル寄りの投稿や、
美容やファッション関連の発信に
戻る場面もありますが、
無理をして背伸びしている感じはなく、
その日の気分や生活リズムに合わせた
自然な活動になってきた印象です。
ファンとしては、
追い込まれていた時期を見てきたからこそ、
こういう落ち着いた時期があるのが
嬉しく感じられます。
まとめ
てんちむさんの人生は、
順調に見える時もあれば、
つまずいて苦しんだ時期もあり、
その両方が積み重なって
今の姿につながっています。
天てれの頃から見ていた人にとっては、
子ども時代とはまったく違う
大人の姿になったと感じるかもしれませんが、
その変化の中には常に
自分で選んで進んだ道があります。
炎上や誤解で
心がすり減りそうになりながらも、
何度も説明や謝罪を繰り返し、
返金作業を自宅で続けた
日々を知っているファンは、
いまの穏やかな表情を見ると
ほっとするはずです。
完璧ではないけれど、
だからこそ応援したくなる。
てんちむさんを見ていると、
そんな気持ちになる瞬間が何度もあります。
これからの活動がどんな形になっても、
自分の言葉で発信してくれる限り、
ファンとして静かに見守っていきたいと思います。
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