桂雀々(かつら じゃくじゃく)さんが
2024年11月20日に逝去されました。
突然の訃報に驚かれた方も
多かったのではないでしょうか。
「上方落語の爆笑王」と呼ばれ、
多くのファンに愛された桂雀々さん。
桂雀々さんは
1977年に桂枝雀に入門し、
その後、独自のスタイルで
多くの人々を笑わせ、
楽しませてきましたよね。
桂雀々さんは
長年糖尿病を患っていたようですが、
突然の急死の原因は何だったのでしょうか。
追記:糖尿病からの肝不全
桂雀々さんの死因は
糖尿病からの肝不全
であることがわかりました。
弊社所属落語家 桂雀々は、糖尿病からの肝不全により、11月20日、64歳で永眠いたしました。
なお、葬儀は近親者のみで執り行わせて頂きました。後日、「お別れの会」を予定しておりますが、詳細は改めてご報告させて頂きます。
ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご報告申し上げます。— ラルテ information(公式) (@lartekouen) November 22, 2024
出典元:https://x.com/lartekouen/status/1859811777753776319から出典
所属事務所が発表した内容によると、桂雀々さんは肝不全により逝去されたそうです。
糖尿病は様々な合併症を引き起こすため、肝臓にも影響があるようです。
糖尿病のある人は、肝硬変や肝不全を含む深刻な肝臓病のリスクが高いことが明らかになっている。 2型糖尿病の人は、とくに肥満をともなう人では、血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなるインスリン抵抗性が起こりやすく、肝臓に脂肪かたまり炎症や損傷が起こりやすくなると考えられている。
引用元:https://dm-net.co.jp/calendar/2024/038433から引用
桂雀々さんも糖尿病を長年患っていましたから、肝臓へのダメージもだいぶ進んでいたのかもしれません。
肝不全患者では、黄疸、腹水、肝性脳症、全身の健康状態の悪化が通常みられます。黄疸になると、皮膚や白眼が黄色くなります。腹水があると腹部が膨れることがあります。肝性脳症は、錯乱や眠気を引き起こします。ほとんどの患者では、疲労、筋力低下、吐き気、食欲不振などの全身症状もみられます。
引用元:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/から引用
糖尿病が進行すると、血糖値が高い状態が続き、余分な血糖が中性脂肪になり、肝臓に溜まっていくことになります。
この中性脂肪が肝臓に多く溜まってしまった状態が脂肪肝です。
脂肪肝を放置し、病状が進行すると肝硬変や肝不全、肝がんなどの重篤な疾患を引き起こすリスクが高まると言われています。
肝臓の疾患は初期は症状が現れにくいため、症状が出た時にはすでに手遅れという場合も多いようです。
肝不全には、早ければ数日のうちに急速に進行する「急性」と、長ければ数年かけて徐々に進行する「慢性」もあるようです。
桂雀々さんは急死と言われていますので、急性の肝疾患だったのかもしれませんね。
死因は糖尿病の合併症
桂雀々さんが逝去されたのは、
64歳とまだまだ若いと言っていいですよね。
桂雀々さんの死因については現在のところ発表はなく、詳細はわかっていません。
しかしながら、
桂雀々さんは持病の糖尿病を
長年患っていて、合併症の可能性が
高いと言われています。
桂雀々さんはについては、
所属事務所が11月15日に
入院中であることを発表していて、
年内の出演予定を
全て休演することが決まっていました。
【お知らせ】
桂雀々は、持病の糖尿病により、現在入院加療中です。
早期の復帰を目指してはおりますが、
大事を取り、年内出演予定の落語会を休演させて頂く事といたしました。
楽しみにお待ち頂いておりましたお客様、関係者の皆様にはご迷惑をお掛けし、
誠に申し訳ございません。— ラルテ information(公式) (@lartekouen) November 15, 2024
出典元:https://x.com/lartekouen/status/1857272458107314210から出典
発表にもあるように、桂雀々さんは
持病の糖尿病が悪化したことにより、
年内の予定をキャンセルしていて、
持病の治療とリハビリが思うように
進んでいなかったようですね。
一度は回復に向かっていたというだけに
残念でなりませんね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
最近の健康状況と体調不良の経緯
桂雀々さんは10月下旬に
茨城県内でのゴルフに向かう途中、
体調不良を訴え、突然倒れたようです。
この緊急事態により、
桂雀々さんは救急搬送され、
入院することになったようです。
ゴルフ中に倒れなくなったといえば、
同じ落語家の笑福亭笑瓶さんが
思い浮かびますね。
笑福亭笑瓶さんは
急性大動脈解離により、
66歳という若さで亡くなっていて、
年齢も近いですよね。
桂雀々さんは笑福亭笑瓶さんとは
倒れた原因は違うかもしれませんが、
このくらいの年齢になると、
持病などによって、急に倒れる
という可能性もあるのかもしれませんね。
糖尿病は血糖値の上昇によって
血管や心筋にダメージを与える病気ですから、
心疾患のリスクが高くなります。
もしかしたら、桂雀々さんが倒れた原因も糖尿病の影響による狭心症や心筋梗塞などの心疾患かもしれませんね。
桂雀々さんの健康状態は
急激に悪化したようで、
ファンや関係者はその知らせに
驚きを隠せませんでした。
入院後、桂雀々さんは
リハビリを続けていましたが、
11月に入ると再び体調を崩し、
再入院を余儀なくされたようです。
車いすに乗って治療できるぐらいまでにはなった
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/11/22/kiji/20241122s00041000146000c.htmlから引用
一時は回復に向かっていて、
本人はもとより、関係者も
元気な姿で戻ってくるものと
見られていました。
しかしながら所属事務所は、
桂雀々さんが体調不良のため当面、
落語会を休演することを
公式に発表しました。
この発表がされたときも、
ファンにとっては
とても悲しいニュースで、
桂雀々さんの健康を心配する声が
多く寄せられました。
多くのファンや関係者は、
桂雀々さんの早い回復を願っていましたが
残念な報告となってしまいましたね。。
死因が糖尿病である理由
桂雀々さんの急死の原因については、
糖尿病が主な原因とされています。
桂雀々さんは
持病として糖尿病を抱えており、
これが体調を崩す一因と
なったのかもしれません。
糖尿病は血糖値の管理が不十分な場合、
さまざまな合併症を引き起こす可能性があり、
特に心血管系や神経系に影響を及ぼすことが
あるようです。
糖尿病の進行を防ぐためには、
食事療法や運動療法が不可欠です。
桂雀々さんは入院中にいったん
回復していたこともありますが、
糖尿病の合併症は、
自覚症状がなくても
進行していることがあり、
気がついた時には
日常生活に支障をきたしている
場合があります。
もしかしたら桂雀々さんも
自覚症状はなかったものの、
気づいた時には病気が進行していたのかも
しれませんね。
私の知人にも
糖尿病の方がいましたが、
毎日血糖値を記録したり、
食事に気を使うなど、
とても大変な様子でした。
中には40歳ぐらいの時に
糖尿病予備軍と診断された方が、
ほぼ健康な状態にまで回復した方もいて、
65歳でフルマラソンを完走するなど、
主治医から驚かれたという人もいました。
この方は食事にとても気を使われていて、
運動も定期的に行うなど
普段の生活から変えていったそうです。
桂雀々さんの糖尿病が
どの程度進行していたのか、
詳細についての発表がありませんので、
公式な発表が待ちたいと思います。
まとめ
桂雀々さんの突然の訃報には
驚きましたね。
多くのファンにとっては
突然の知らせであり、大変ショックを
受けている方もいるかと思います。
桂雀々さんのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。