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マラソンにペースメーカーはなぜ必要?その役割の影響と責任

オリンピック選考レース
でもある東京マラソン。

2024年3月3日に行われた際には、
レース中のペースメーカーへ
コメントが数多く寄せられました。

一体何があったのでしょうか?

東京マラソンで何があった?

東京マラソンの画像
引用元:https://www.instagram.com/p/C4CEjbyvTnv/?img_index=1から出典

ペースメーカーの問題

今回のペースメーカーについては
日本男子が形成した
第2集団の目安となる
1キロ2分57秒の設定タイムを刻めず、
3分を超えるなど
序盤から不安定だった
と言われています。

ペースメーカーが
給水で自分のボトルを探すために
立ち止まる場面もあるなど、
波紋を呼びましたね。

SNSでも

ジャケットの男
「ペースメーカーが仕事してないどころか邪魔しとる」
スマホ女性2

「見ててイライラした」

などの声も上がっていました。

日本陸連の
高岡寿成シニアディレクターは
ペースメーカーが
機能しなかったことに

「レースは生もの。思っている通りに進むことはない。その中でどう対応するかが必要。
ダメだったからダメだったとはならない」
引用元:https://www.daily.co.jp/general/2024/03/03/0017390889.shtmlから引用

とコメントしています。

優勝タイムが
2時間2分台ということからも、
世界の基準は上がっていて、
選手はその中で勝負しなければなりません。

世界と戦うためには、
難しいレースの中での
選手の対応力が必要ですが、
ペースメーカーの役割は
とても重要ですよね。

ペースメーカーの影響について

マラソンの画像
出典元:https://pictogram2.com/?p=738から出典

今回のレースは
オリンピック代表レース
でした。

オリンピック出場を
目指していた選手は

設定タイム(男子2時間05分50秒、女子2時間21分41秒)

を目標にしていたと考えると
大きな影響がありますよね。

レースを見ていた人も
この大会の位置づけを知っています。

ペースメーカーが
レースを壊したと感じてしまうと、
責任はペースメーカーにあると
考えますからね。

そもそもペースメーカーは必要なのか?

東京マラソンの画像
出典元:https://www.instagram.com/p/C4DNEQhPPkZ/から出典

スポーツジャーナリストの
増田明美さんは、
ペースメーカーの重要性について

ペースメーカーは、いわば“選手を運ぶ船”なんです。記録を出したいと願う選手の目標まで導いてくれる存在とも言えますね。記録が求められる大会では、序盤からハイペースを刻む必要があります。ペースメーカーが船となって後続に続く選手の潜在能力を引き出しているんです。なので、記録を狙ううえでペースメーカーは本当に重要な存在です。
引用元:Seiko Heart Beat Magazineから引用

とおっしゃってましたが、

現在はマラソンの種類が大きく2つに分けられます。1つは世界選手権やMGCなどの順位を争う“勝負のマラソン“。駆け引きを身につけるとしたら、こうした勝負の場を多く経験することが重要になります。もう1つは、先ほどからお話しているペースメーカーをつけてタイム更新を目指す“記録のマラソン“なのです。
引用元:Seiko Heart Beat Magazine

近年における
マラソンの大会自体の
傾向が別れていることもあり、
マラソンにおける
ペースメーカーの役割は
大きくなっていると考えられますね。

東京マラソンの位置づけ

東京マラソンは、「東京国際マラソン」(男子)と
「東京国際女子マラソン」、
「東京シティハーフマラソン」、
「東京シティロードレース」
を1つに統合して、
「ニューヨークシティマラソン」、
「ロンドンマラソン」、
「ボストンマラソン」に匹敵する
大規模な市民参加型マラソン
として、2007年から始まりました。

2018年大会からは
五輪のマラソン日本代表候補を決める
「マラソングランド
チャンピオンシップ」
(MGC)シリーズの
対象レースに指定され、
今回のレースは、
夏のパリオリンピック代表の
男子の最終選考会を
兼ねて行われました。

その他のオリンピック選考レース

オリンピックの選考レースは
次のようになっています。

マラソン日本代表選考レースの概要の画像
出典元:https://www.mgc42195.jp/toparis/から出典

今回行われた東京マラソンは

「マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ(MGCファイナルチャレンジ)」(以下MGCファイナルチャレンジ)

という位置付けで行われています。

オリンピック代表選手については、、
(MGCチャレンジ)に定めた
順位や記録などの条件を突破した
選手だけが参加できる

「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」

1位と2位の選手

そして今回の
「MGCファイナルチャレンジ」
として行われた
東京マラソンでの記録が、

MGCファイナルチャレンジ設定記録(男子2時間05分50秒、女子2時間21分41秒)

突破した記録最上位の選手1名が、
オリンピック日本代表に
選ばれるようになっています。

また、
該当する選手がいない場合は、
MGC3位の選手が、
オリンピック日本代表に
内定します。

パリオリンピックの
代表選考においては
東京マラソン以前に
行われたレースで
男子は

小山直城選手(Honda)赤﨑暁選手(九電工)

女子は

鈴木優花選手(第一生命グループ)一山麻緒選手(資生堂)

らが決定していました。

今回の東京マラソンでは
誰もMGCファイナル設定記録を
突破できず、
MGCで3位だった
大迫傑選手(ナイキ)
2大会連続五輪代表に内定しました。

まとめ

今回は
マラソンにおけるペースメーカー
の役割の影響と責任についてまとめてみました。

オリンピック選考レースでの
ペースメーカーの影響は
選手たちにとっては
記録を目指すレース
の中ではとても重要なのですね。

ペースメーカーの責任は
ますます重要になって
いくのでしょうね。

最後までお読みくださり
ありがとうございました!

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