2025年6月、人気グループJO1のメンバー・鶴房汐恩さんが「オンラインカジノ賭博」に関与していたとして書類送検されたことが報道され、ネット上には「まさか」「ショックすぎる」といった声が広がりました。
しかも、活動自粛からたった10日間での復帰した直後の書類送検だけに疑問の声も。
この事実には、「処分が軽すぎるのでは?」「脱退もあるのでは?」という不安がついてまわりましたよね。
今回は、そんなモヤモヤに正面から向き合い、鶴房汐恩さんが本当に脱退する可能性はあるのか、そしてJO1はどうなっていくのか、過去の事例や法律の観点も交えながら徹底的に分析していきます。
鶴房汐恩が脱退する可能性は何%?

報道によれば、鶴房汐恩さんは約1年半にわたりオンラインカジノで賭博を行い、1500万円以上を入金し、710万円以上の損失があったとされています。
これに対して警察は「賭博容疑」での書類送検という対応を取りました。
しかも書類送検にあたり、警視庁は「起訴を求める厳重処分」の意見を付けているといいますから、賭博に注ぎ込んだ金額の大きさを指摘していると見ていいでしょうね。
しかし、ここで注目したいのが「起訴」ではなく「書類送検」だったという点。
書類送検とは、あくまでも捜査機関が事件性を確認し、検察に判断を委ねる手続きであり、起訴されなければ刑事罰にはなりません。
このグレーな立ち位置が、「復帰が早すぎる」とも「一線を越えてはいない」とも受け止められる理由になっています。
「復帰したのに、後から1,500万円も賭けてたって報道されたら、信じた気持ちどうなるの…?」そんな、やり場のない気持ちがファンの間で広がっています。人気ボーイズグループ・JO1のメンバー鶴房汐恩さんが関与したオンラインカジノ問題。活[…]
復帰にあたって事務所側は、鶴房さんが再発防止の教育プログラムを受け、社会貢献活動などに取り組んでいくと発表しました。
つまり「罰する」よりも「更生を支える」方向性を取ったわけです。
こうした姿勢から考えても、現時点で「脱退」の線は薄いといえるでしょう。
吉本芸人のオンラインカジノ処分から見える芸能界の判断傾向

ここで、似たような事例として注目すべきは、2023年に報じられた吉本興業の芸人複数人によるオンラインカジノ問題です。
このとき関与が噂された芸人は、中堅から若手まで多数いて、事務所はすぐに内々で事情聴取を実施しました。
吉本興業は、オンラインカジノ利用が判明したタレントに対し、利用期間や金額にかかわらず「厳重注意処分」とし、今後二度と違法行為に及ばない旨の誓約書を提出させ、脱退には至らなかったケースが多く見られました。
芸人名 | 書類送検 | 起訴・不起訴 | 罰金・処分内容 | 事務所処分内容 |
---|---|---|---|---|
吉本大(ダイタク) | あり | 略式起訴・罰金10万円 | 略式命令(罰金) | 厳重注意・誓約書 |
大原優一(ダンビラムーチョ) | あり | 略式起訴・罰金10万円 | 略式命令(罰金) | 厳重注意・誓約書 |
なかむら★しゅん(9番街レトロ) | あり | 略式起訴・罰金10万円 | 略式命令(罰金) | 厳重注意・誓約書 |
笹本颯(ネイチャーバーガー) | あり | 略式起訴・罰金10万円 | 略式命令(罰金) | 厳重注意・誓約書 |
竜大(プリズンクイズチャンネル) | あり | 略式起訴・罰金10万円 | 略式命令(罰金) | 厳重注意・誓約書 |
庄田健裕(最強の庄田) | あり | 略式起訴・罰金10万円 | 略式命令(罰金) | 厳重注意・誓約書 |
髙比良くるま(令和ロマン) | なし | 書類送検見送り(時効) | なし | 契約合意解除 |
令和ロマンの髙比良くるまさんについては、無許可で説明動画を投稿したことなども含め、吉本興業とのマネジメント契約を「双方合意の上で終了」としています。
吉本興業という巨大事務所でさえも、本人の反省の姿勢や社会的影響を見ながら柔軟に対応していたことから、今回のJO1の事務所「LAPONEエンタテインメント」もそれを参考にした可能性はあります。
つまり、オンラインカジノの報道=即脱退という前例は、必ずしも存在していないのです。
法律的には「黒に近いグレー」?オンカジが持つリスクの正体

そもそもオンラインカジノは、なぜここまで問題視されるのでしょうか?
法律上は、オンラインであっても「カジノに賭ける」という行為は日本では刑法185条の単純賭博罪に該当します。
ただし、国内の運営ではなく「海外サーバーで行われる賭博にログインした」という場合、違法性の判断が非常に複雑になるのです。
さらに、鶴房汐恩さんのように多額の賭け金(1500万円)を入金していた場合、「依存症のリスク」や「経済的トラブル」への社会的懸念も広がりやすくなります。
「復帰したのに、後から1,500万円も賭けてたって報道されたら、信じた気持ちどうなるの…?」そんな、やり場のない気持ちがファンの間で広がっています。人気ボーイズグループ・JO1のメンバー鶴房汐恩さんが関与したオンラインカジノ問題。活[…]
しかし現実として、書類送検止まりで終わるケースが大半で、起訴されても10万円程度の罰金で終わるケースが多いのが現実のようです。
そういった意味では、今回のように「違法性はあるが、重く処罰されるものではない」という認識が業界に根付いている可能性があります。
ファンのリアルな声
SNSでは今も、「脱退すべき」「信じて待ってる」など、両極端な意見が飛び交っています。
あるXユーザーは、

と批判的な意見も見られます。
一方で、
と温かく見守る声もあります。
「復帰したのに、後から1,500万円も賭けてたって報道されたら、信じた気持ちどうなるの…?」そんな、やり場のない気持ちがファンの間で広がっています。人気ボーイズグループ・JO1のメンバー鶴房汐恩さんが関与したオンラインカジノ問題。活[…]
ファンとしては、もちろん悲しみや怒りもありますが、それ以上に「信じたい」という気持ちも正直なところありますよね。
それでも、JO1に必要なのは「誠実な姿勢」と「時間」

2025年5月31日に活動休止を発表してから、2025年6月10日には活動再開を発表しています。
活動再開が早すぎたとの批判もありますが、大切なのはこれからですよね。
これまでのJO1は、個性豊かなメンバーがぶつかり合いながらも、真剣にグループを作り上げてきました。
その中での鶴房汐恩さんの役割は決して小さくなく、復帰によって再び信頼を取り戻せるかどうかは、本人の言動とパフォーマンスにかかっているといえるでしょう。
また、グループとしても何ごともなかったように振る舞うのではなく、過ちと向き合った上で新しい一歩をどう踏み出すのかそういった姿勢も大切かもしれません。
たった一人の過ちとはいえ、一人の問題で終わらせないことがグループにとって大切ですし、グループとしてどう向き合っていくのか、そういった姿勢を見せていくことで、また世間の見る目も変わってくするはずです。
そして、その過程をファンに見せていくことが、何よりの信頼回復になるはずです。
まとめ
結論からいえば、現時点での鶴房汐恩さんの脱退の可能性は20~30%程度と予測できます。
確かに軽率な行動でしたが、処分の早さ、そして復帰にあたっての事務所の対応を見れば、完全に脱退路線に舵を切っているわけではないことがわかります。
ただし、信頼の修復には時間がかかるのも事実で、この先の言動ひとつで評価は変わってきます。
JO1はグループで活動しているため、一人の行動がグループをはじめ、他のメンバーの活動にも影響を与えることは間違いありません。
今回のオンラインカジノ問題に対する事務所の対応は甘いのではという意見もありますが、ファンとしては、「もう応援できない」と切り捨てるのではなく、「応援しながら見極める」という姿勢を持つことが、本人にとってもグループにとっても救いになるのではないでしょうか。
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