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インティマシーコーディネーターは日本に何人?年収や資格を取るには?

映画『先生の白い嘘』で、女優の奈緒さんがインティマシーコーディネーターの採用を求め話題になりました。

同映画の三木康一郎監督が拒否したことが問題となりましたね。

映画が男女の性の格差に関する内容だったことから、主演女優10人くらいに断られ、撮影までに10年もかかるなど、キャスティングに苦労したそうです。

奈緒さんもオファーを受けてから、インティマシーコーディネーターを入れて欲しいとお願いするほどの内容だったんですね。

最近では、日本でも「大奥」の撮影で、俳優の高嶋政伸さんがインティマシーコーディネーターを入れて欲しいとお願いするなど、その存在が取り上げられ認知されてきているようです。

しかしながら、インティマシーコーディネーターの資格について、詳しいことはわかりませんよね。

今回はインティマシーコーディネーターの資格の目的や取得方法、年収や日本に何人いるのかなどについて調べてみました。

目的は俳優を守る

奈緒の画像
出典元:https://pbs.twimg.com/card_img/1808675951619792896/qtH7_7on?format=jpg&name=900×900から出典

インティマシーコーディネーターとはどういった資格なのかというと、簡単にいうと俳優を守ることが目的です。

具体的にいうと

映像制作に置いてヌードや性的な描写などのインティマシ―シーンを撮影するにあたって、俳優のみなさんが肉体的、精神的にも安心安全に撮影できるように、かつ監督の意向が最大限発揮できるようサポートするスタッフです。また、LGBTQのアライ(性的マイノリティの人々を理解し支援する人々)として活動することも役割の一つです。
引用元:https://globe.asahi.com/article/15125340から抜粋

奈緒さんがいつインティマシーコーディネーターの採用をお願いしたのかはわかりませんが、こうした主張ができるということはとても大事なことですよね。

映像などの制作現場においては、監督やプロデューサーなどの圧力により俳優などからは、なかなか主張がしづらい傾向があると言いますからね。

一般社会においても、会社などの上司との関係のように、パワーバランスのある関係性の中でNoと言うことはとても難しいですよね。

撮影が進む中で、監督などから急に予定になかったことを要求されて、断れる俳優なんてなかなかいないのではないでしょうか。

インティマシーコーディネーターはそうした関係性の中で俳優が守られるための存在として、なくてはならない資格になるでしょうね。

Noと言わなかったから同意したということではなく、Yesということが同意であるという認識を普及させなければなりませんね。

現在の日本ではインティマシーコーディネーターの採用がルール化されていないため、仮に映画などの制作にインティマシーコーディネーターが採用され、撮影の中で進言してもお願いベースでしかないのだそうです。

インティマシーコーディネーターだけが頑張るのではなく、現場の監督、スタッフ、俳優の意識も変えていく必要がありますよね。

日本に2人だけ

  • 浅田智穂さん
浅田智穂の画像
出典元:https://p.potaufeu.asahi.com/7c7a-p/picture/28171917/3209c16e990a01186d7087e9526704a1.jpgから出典
  • 西山ももこさん
西山ももこさん
出典元:https://www.news-postseven.com/uploads/2022/06/19/nishiyama_momoko-e1655304764456.jpgから出典

日本にインティマシーコーディネーターがどのくらいいるのか調べてみると、浅田智穂さん、西山ももこさんのなんとたったの2人しかいないというのが現状のようです。

お二人とも40作品ほどの作品の制作に参加しているようですが、資格をお持ちの方が少なすぎて、すべてのオファーに対応するのは難しいのが現状です。

日本でのルール化のためには、資格取得の普及も進めなければいけません。

いくら時代が求めても、現実問題、インティマシーコーディネーターが少ない限り、ルール化は難しいでしょう。

どうやったらインティマシーコーディネーターの資格が取れる?

実際にインティマシーコーディネーターの資格を取るためにはどうしたらいいのか調べてみました。

①Intimacy Professionals Association(IPA)で養成プログラムを受講
②株式会社Blanketで受講

調べてみると、この2つがインティマシーコーディネーターの資格を取ることができるようです。

株式会社Blanketは、Intimacy Professionals Association(IPA)とライセンス契約をして資格取得ができるようにと、浅田智穂さんが設立した会社です。

というのも、IPAは英語でのカリキュラムのため、日本語で受講できるようにしたんですね。

Tomの画像
Tom
英語だとハードル高いよね

西山ももこさんも会社を設立し、インティマシーコーディネーターの普及やセットカウンセラー(心理士オンセット)など業界で必要なことについて活動を始めるようです。

インティマシーコーディネーターの年収は?

次にインティマシーコーディネーターの年収はどのくらいなのでしょうか。

調べてみたところインティマシーコーディネーターの年収は日本ではまだ日が浅く、データが存在していませんでした。

日本では、インティマシーコーディネーターの採用はルール化されていないため、映画やドラマでの採用が必ずあるわけではありません。

現在インティマシーコーディネーターの資格を持っているお2人も、日本でのルール化や普及のために、日々努力しているようです。

Tomの画像
Tom
確実に認知されているよね

まとめ

今回はインティマシーコーディネーターの資格の目的や取得方法、年収や日本に何人いるのかなどについて調べてみました。

現在日本で活躍するインティマシーコーディネーターの少なさには驚きましたね。

まだまだルール化や普及には時間が必要かもしれませんね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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