石橋貴明さんがYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で公開した食道がん公表動画が、わずか数日で削除されたことが波紋を呼んでいます。
動画の削除タイミングと、後に報じられた週刊文春のスキャンダルが重なったことで、SNSではさまざまな憶測が飛び交っています。
しかし、その“真相”を冷静に見つめると、見えてくるものがあるかもしれません。
石橋貴明の食道がん発表動画が削除された理由とは?

石橋さんは4月3日に自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で、食道がんを患っていることを公表しました。
動画では、昨年から体調不良を感じ、今年2月に病院で検査したところ早期の食道がんが発見されたこと、しばらく芸能活動を休止することなどを語っていました。
なんとかこの病気と戦って、まさにここで帝京魂を出して、この病気に必ず打ち勝って復帰いたします
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e481d36be05232f6844408a0e81725640e56c143から引用
と語る姿に、多くのファンが応援の声を寄せました。
ところがこの動画は、削除されていたことが判明。
YouTube上では非公開設定、もしくは完全な削除と見られています。
動画削除について、運営側や本人からの公式な説明はなく、その理由は不明です。
ただ、「個人的な発表であるがゆえに一時的な公開だったのでは」との見方もあります。
削除はなぜ「最悪の判断」だったのか?SNSで広がる憶測と混乱

この削除に対し、SNSでは一部で憶測が広がり始めました。
実は4月9日の『週刊文春』(文藝春秋)の電子版で、フジテレビの中居氏によるトラブルに関する第三者委員会の調査を石橋貴明さんが拒否したという報道がなされたのです。
そのため、SNSでは
- 「病気の話は嘘だったってこと?」
- 「文春砲が出る前に慌てて消したのか?」
- 「SNSがまた“こじつけ”合戦になってる…」
といった声が飛び交い、中には「一番やってはいけない対応」と指摘する声もありました。
発表から間もない時期の削除は、あまりにタイミングが悪く、結果的にファンの不安と誤解を招いたことは否めません。
鈴木保奈美との離婚発表も非公開に

今回の削除劇は、実は過去にも似たような事例がありました。
石橋さんは2021年に元妻・鈴木保奈美さんとの離婚をYouTubeで報告していますが、この動画も現在は非公開となっています。
「貴ちゃんねるず」は基本的にエンタメ・バラエティ色が強いチャンネル。
離婚や病気といったプライベートな話題は、一時的な発信にとどめ、後日削除する方針なのかもしれません。
がん公表動画は7日にはすでに削除されていた?

食道がんを公表した動画が削除されていることに世間が気づいたのは、4月9日のことでした。
しかし実際には、がん公表動画は7日の時点ですでに削除されていたという指摘が複数のSNSユーザーから出ています。
つまり、「文春砲に備えて削除した」という見方は、時系列的に食い違っている可能性があります。
削除と報道の間に“2日間の空白”があるため、削除の動機をスキャンダル報道と直結させるのは早計とも言えるでしょう。
文春砲の影響?フジテレビ「第三者委員会案件」との偶然の一致

4月9日、文春オンラインは「フジテレビの男性出演者が下着を脱いだ状態で女性社員に接触した」との報道を掲載しました。
その人物が石橋貴明さんであるとされ、さらに「フジの第三者委員会による調査を本人が拒否した」とも伝えられました。
この内容は衝撃的で、がん公表とは全く異なるスキャンダルであるにも関わらず、タイミング的に動画削除と重なったことで、「関連性があるのでは?」という憶測が拡大してしまったのです。
SNSでの「憶測」はこじつけ?冷静な見方が必要な理由

SNSでは事実よりも「タイミング」が重視されがちです。
しかし、
という時系列を冷静に見ると、「文春砲に反応して削除した」とする説には根拠が薄いことがわかります。
憶測や感情論ではなく、事実ベースで冷静に判断する視点が求められます。
削除された「貴ちゃんねるず」の動画はどこで見られる?アーカイブの可能性を探る
現在、「貴ちゃんねるず」チャンネル上から動画は完全に姿を消しており、再視聴は不可能です。
ただし、ネット上ではスクリーンショットや動画の一部を切り抜いた投稿がX(旧Twitter)やTikTokで確認されています。
現時点での再公開は未定ですが、過去にも芸能人が動画を一時的に削除し、後日編集版を再公開した例があるため、今後の動きに注目です。
まとめ
石橋貴明さんのがん公表と動画削除、そして文春報道──。
一連の出来事は、意図しない形でネット上の“誤解”と“炎上”を招く結果となりました。
削除の理由は明かされていないものの、過去の例や時系列を考慮すると、「文春砲に備えた対応」ではない可能性も十分あります。
本人の健康と名誉を尊重しつつ、今後の動きを静かに見守る姿勢こそ、ファンに求められる“だましい”なのかもしれません。