大正製薬が販売する栄養ドリンク剤「リポビタンD」の広告が、時代にあっていない、性差別ではないかと批判が集まっています。
近年ではジェンダー不平等、様々な男女の性差が問題視され、批判の的となるケースが増えていますよね。
今回のリポビタンDの広告でも、同様に現代のジェンダー観に合わないと多くのコメントが寄せられました。
今回は大正製薬「リポビタンD」の広告意図は性差別だったのか、妻夫木聡と木南晴夏を起用した理由から調べてみました。
広告への批判は的外れ
SNSで批判意見が上がっているのは、大正製薬「リポビタンD」の電車内広告です。
1枚目の広告は木南晴夏さが起用され、「仕事、育児、家事。3人自分が欲しくないですか?」と書かれています。
それに対し、妻夫木聡さんが起用された広告には「時代が変わると疲れも変わりますからね。」とコピーが書かれているんですね。
2つの広告のコピーの内容が違うことから、仕事や育児、家事を女性に押し付けているとして批判が集まっているのですね。
大正製薬は広告意図について回答をしていませんが、このような広告を制作したら、批判が集まることはわかっていたのではないでしょうか。
そう考えると、批判を承知の上で、あえて製作した理由は、話題となり炎上することでの広告としての最大の効果を発揮することなのかもしれませんね。
実際に、SNS上で男女の非対称性が話題となり、性差別が物議となるなど話題になっていますからね。
妻夫木聡と木南晴夏起用のワケ
そもそも広告に妻夫木聡さんと木南晴夏さんが起用されていることを考えると、性差別などないのではないでしょうか。
妻夫木聡さんは女優のマイコさんと2012年にドラマで初共演し、2016年8月に結婚しました。
2019年12月に第1子、2022年9月に第2子が生まれ、現在2人の子供の育児中です。
今日も寝不足です。3時間おきにミルクをあげたりしないといけないから、できるだけ手伝ってあげたいなと思って。夜はわりと自分担当にしている
引用元:https://www.daily.co.jp/gossip/2020/02/23/0013140883.shtmlから引用
第1子が誕生した際に、テレビ番組内で育児について、このようにコメントしていました。
今、ほんっと世の中のママさんたちを尊敬してる!よーく、こんなことを…大体の方は、お母さんも遠い所にいて、頼れないわけよ。想像以上に育児って大変だから。これを旦那さん仕事にいってる時、1人でやってると思ったら、すごいなーー、と思って。もう世の中の奥様方、オレ、大尊敬してる
引用元:https://www.daily.co.jp/gossip/2020/02/23/0013140883.shtmlから引用
妻夫木聡さんは育児の大変さをとても理解していて、さらに育児をしている母親についても尊敬しているんですね。
木南晴夏さんは2018年に俳優の玉木宏さんと結婚し、2020年7月に第1子が誕生しています。
仕事と子育ての両立について聞かれると「自分一人では無理だから家族の協力あってこそ」と強調。「うちは共働きだし、忙しい時期って俳優さんって(人によって)違うじゃないですか。みんなで子育てみたいな感じです。手伝ってもらうんじゃなくてみんなでやろうねみたいな」
引用元:https://www.sanspo.com/article/20231023-64ZIZH2QBBBHVIIBMCNI67LQGU/から引用
木南晴夏さんと妻夫木聡さんはほぼ同時期に子供が生まれ、育児中という共通点があり、共働きでの家事や育児の大変さをよくわかっているんですよね。
・共働き
制作側もそんな2人を起用したにもかかわらず、性差別となるような広告を制作するはずはありませんよね。
もし性差別の意図があったならば、妻夫木聡さんと木南晴夏さんもすんなりと引き受けるとは考えにくいですよね。
となると、今回のリポビタンDの広告での表現は広告の効果を得るため、わざと炎上し話題となるための演出だった、もしくは現在の社会への問題提起としてと考えることができるのではないでしょうか。
最近はジェンダーな問題に対し、SNS上で過剰に反応する傾向がありますから、それを利用したのかもしれませんね。
世間の反応
まとめ
今回は大正製薬「リポビタンD」の広告意図は性差別だったのか、妻夫木聡と木南晴夏を起用した理由から調べてみました。
ご用意しておりますので、
是非お楽しみください。